歯周外科治療

歯周病が中程度から重度に進行した症例では、通常のスケーリングやルートプレーニングを行っても症状が改善しない部位関しては、歯周外科治療を行っています。

歯周病は、歯肉だけでなく歯を支えている歯周組織に炎症が起きる病気です。
こちらは、重度の歯周病の患者さんです。
歯周ポケット6mm以上が多数歯に見られます。
先ずは、歯周基本治療を行い4mm以上のポケットが残ってしまった場合に歯周外科手術を行っています。

 

 治療前 

 

 

 当院の治療の流れ 

 

 治療後 

 

歯周外科手術は、歯周ポケットの奥深くの病巣を直視できるので、徹底的に綺麗にすることができるのいが利点です。

これにより歯周病の進行を食い止めることは出来ます。
ただし、その状態を継続させていくには、患者様ご本人の毎日のブラッシングが重要となります。
しかし既に破壊された歯周組織を元に戻す事は出来ず、治療後の写真のように歯肉が下がってしまうという欠点があります。
大切な事は、歯周病にならないよう日頃の口腔ケアを継続して下さい。
また歯科医院での定期検診をおすすめしています。